​第 6 回 臨床力!ステップアップ講座Ⅰ

2019年 2月 11日(日)  

講 師:山嵜 勉 先生

(元昭和⼤学藤が丘リハビリテーション病院技師⻑)

テーマ:形態構築アプローチ

​   ー人間の形態と機能と理学療法ー

 2月11日(月)に、Breathing Care Tokyo主催の「第6回 臨床力!ステップアップ講座Ⅰ」を催しました。

今回は元昭和大学藤が丘リハビリテーション病院技師長の山嵜 勉先生をお招きし、「形態構築アプローチー人間の形態と機能と理学療法ー」についての講習会を行いました。

 山嵜先生は故⼊⾕ 誠先⽣や⼭⼝ 光國先⽣、福井 勉先⽣、昭和⼤学藤が丘病院時代の直属の上司でもあり、その後も昭和⼤学藤が丘リハビリテーション病院時代に移り、遠藤 優先⽣、千葉 慎⼀先⽣、柿崎 藤泰などを叩き上げ育成にあたられました。臨床経験60年以上、定年を迎えた後も精力的に様々な施設で臨床や講師を行われております。

 形態構築アプローチの概論では、人間の形はどんな特徴なのか、その形と動作の関係性、動作を円滑に遂行するための形についてお話していただきました。先生がこの理論を思いついたエピソードもお話してくださり「水族館でマグロを見て、なぜマグロは速く泳げるのか?」ということ考えた結果、「形態が機能を成し、機能が形態を成す」という発想に至ったそうです。

 山嵜先生の治療介入は目隠しをしたり、足を交互に触ったり、手に輪ゴムを巻いたり、、、実にシンプルで、簡単そうに介入することで機能(関節可動域や筋力)が改善し、寝返りや起き上がり動作が円滑にできるようになっていました。「理学療法士は患者に動作訓練を頑張らせちゃダメなんだよ。動ける形を作ってやんなきゃダメなんだよ。」と山嵜節で語ってくれました。

 ​形態構築アプローチの理論に基づいた足底板のレクチャーもありました。この足底板は段ボールやガムテープで作成されており、誰でも簡単に作成できるそうです。先生がガムテープを張る場所や長さを変えるたびに歩容が変化したり、片脚立位が安定したりと、その変化を目の前で見せつけられるたびに受講生からは驚きの声が上がっていました。この姿からは理学療法には特別な道具が必要なのではなく、独創的な発想が必要なのだと教えられているようでした。

 講習会の最後はスペシャルゲストとして西小岩歯科クリニックの遠藤 優先生にも講義していただきました。

先生は理学療法士から歯科医師へ転身された異色の経歴をお持ちで、「額・口腔機能が姿勢に与える影響」について講義していただきました。「この分野はまだまだ未開拓の分野ですが、理学療法士が活躍できる余地はあると思います」と話される先生の言葉は歯科医、理学療法士の両方を知る遠藤先生にしか言えない言葉だと感じました。

 セミナー終了後、施設内に会場を設営し懇親会を開催致しました。山嵜先生、遠藤先生の元には多くの受講生が集まり、それぞれ明日からの臨床に生きるような金言をいただいていました。

 お二人の講義を聴き、改めて理学療法士の専門性は何なのか?理学療法士とは何をすべきなのか?ということを再確認することができました。

 改めて、山嵜先生、遠藤先生、参加いただきました受講生の皆様、ありがとうございました!!

 今後も、体幹に焦点をあて、臨床に直結する素敵なセミナーをたくさん開催してまいりますので、ご興味のある先生はどうぞご参加ください。お待ちしております。

開催場所:Breathing Care Tokyo(最寄駅:JR秋葉原駅 徒歩10分)
〒110-0016 東京都台東区台東1丁目23-12 パールヨットビル 2F 

お申し込み先・お問い合わせ先:
HP: https://www.breathingcaretokyo.com/
Mail: breathingcaretokyo@gmail.com

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